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Japan IT Week 2011春(ビッグサイト) 視察報告・時系列

会期:2011年5月11日(水)〜13日(金)  // 12日(木)視察
会場:東京ビッグサイト
主催:リード エグジビション ジャパン株式会社

http://tokyo.reedexpo.co.jp/itweek/

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5月12日(木) 朝から元上司、元同僚の3人で会場入りしました。

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■11:40 〜 12:30 サイゼリアでランチ

■12:40 会場入り。まずはクラウド コンピューティングEXPO事前登録で入場証を貰って、情報セキュリティEXPO ゾーンへ入場し、マクニカネットワークスの鈴木さんから splunk  http://www.macnica.net/splunk/index.html/ の PC キーボード掃除グッズを貰った。鈴木さんとはオムニチュア サイトカタリストからのお付き合い。

■13:00 RFID ソリューションEXPO ゾーン、ダイレクトマーケティング EXPO ゾーン、Web&モバイル マーケティング EXPO ゾーンを素通り。印象は、なんか緩い世界。Y! (旧 オーバチュア) がリスティングについてブースを構えててそこに人が群がり、周辺に胡散臭い SEO / SEM 業者だらけw しかもデータベースで分析ツールだとか、ただのテーブル集計を分析しています!と言う時点で、可哀そうで可笑しくて緩い業界やなwと思ったり。分析機能で効率良いCRMを実現しました!なんて真顔で説明している企業も多くあり、いやいやホントに突っ込みどころ満載でした。(明日ゆっくりツッコミ&質問消化してきます)

■13:30 次世代データセンターゾーン(グリーンIT&省エネソリューション EXPO)から入場。

■13:30 もう無くなったと思っていた日本sgi があり、アイスキューブというコンテナ型データセンタの展示があるのを横目に見て、ERP&業務アプリケーションフェアのアプレッソさんへ。
ネットワールド時代の方がここで営業部長とな。
DataSpider Servista
http://dataspider.appresso.com/
の説明を聞くが、シナリオが不十分で製品の特長を述べられていた。特長と言ってるものは別に大したことなく。これは思うに、社内で営業担当者が情シスへ「データ抽出依頼を行ったが待たされるw」場合に、自分たちでノンプログラムでデータ抽出環境を持ちたい場合に良いのではないかと感じた。
んー、Visual Studio 2010 Express, Vidual WebDeveloper, LightSwitch など無償ツールを使えれば、DataSpider に頼らなくても似たようなことが実現するとも妄想したが、まぁいいや。
あと、DataSpider 3.0 では仕様書生成する機能があるんだけど、あれを仕様書と呼ぶレベルであれば相当イケて無い。UML は考えてなさそうだし、Silverlight 対応といっても WCF サービスを発行し Proxy class を持つなどの構成かどうかや、自動テスト機能が無いなど(ユースケーステストは別途必要)明確な回答を得られなかったので、そこそこ腕に自信があればこのツールに頼らなくてもいいのでは?と。
対象レベルは desknets やサイボウズで満足してるくらいで、社内情シスが御守りしているデータベースへアクセスしたい非情シス部門担当者が定型レポート生成したいとか、そんなのに向くのかな。

■14:00 IIJ へ。IZmo (イズモ・出雲?)コンテナDC 営業担当者が元上司の知人の縁で説明を聞くと、16:35からのプレゼン受講でコンテナ内部見学可能とのこと。

■14:30 VMware ブースへ。ここで11年前に退職したネットワールドのミニブースがあり、そこから強制w誘導されるようにネットワールド http://www.networld.co.jp/ のブースへ。マーケティングの青柳さんから「今なにやってるの?」 即答『学生兼失業者』と。んで、アンケートを回答せずに「うまい棒」を戴きました。ご馳走さまでした。

■14:45 デ変研さん http://www.dehenken.co.jp/ ブースがネットワールドの真ん前にあり、元上司、元同僚をネットワールドに残したままデ変研さんへ。ここは OSS 関西系では有名な京都の会社で、高精度・高速テキスト抽出ライブラリや文書管理ライブラリ、高速全文検索ライブラリなどをリリースなさっているとこ。今回は TeraMillion http://www.teramillion.com/ という大量ドメインから目的とするURLリストを作成するソフトを開発したとのこと。

ぶっちゃけ、普通のクローリング(スパイダリング)したものを n-gram で語彙の意味重みづけをインデックス化し、mecab で形態素解析したうえで、ファイルのメタ情報を区別するという、在り来たりな方法を組み合わせただけ?と思って質問してみると全くその通りであった。その場で思いつきベースで、いろんなサイトを拾ってきて htmlint 的にイケてない構文だらけで SEO 対策が未熟な会社を調べて SEO 対策営業売り込みリストを作ったり、あるいは SEO を真剣に実施している企業が添付化したコンテンツを未だ保有しているかチェックして SEO コンサルとして売り込むためのツールとして使えそうですよね?と妄想話を伝えると、そういう使い方も良いのですが・・・
「企業内でホムペ担当者がデッドリンクを調べたり、コンテンツの鮮度を調べるのに便利と」の回答でした。

どうもワタシの考え方は下品な SEO 業者が提案するツールそのものですねw。 そういうのばっかし趣味と実益を兼ねて作ってきたからかもしれませんがw

■15:00 ネットワールド西日本事業所の方と12年ぶりくらいに声を掛けられ、「今なにやってるの?」 即答『学生兼失業者』とここでも回答すると【もったいな!】。いやいや良いんですよ。

■15:00〜30分くらい休憩

■15:30〜再び、次世代データセンターゾーン(グリーンIT&省エネソリューション EXPO)から入場。IPA http://www.ipa.go.jp/ (今年の春期試験は震災影響で6月リスケを決断したとこ) で各種文章 アジャイル型開発を推進するための活動成果、「ITコーディネータが見た中小企業等におけるクラウドサービス利用上の課題・導入実態調査報告」の説明を受け各種報告書が詰まった CDROM をいただいた。

■15:50〜 テクマト(テクマトリックス http://www.techmatrix.co.jp/ )さんで f5 ARX http://www.techmatrix.co.jp/network/f5arx/index.html の説明を聞く。

その時の呟き内容:(上から順に)

  • テクマトさんでf5 ARX ファイルサーバ仮想化についてプレゼンを受けてる。
  • 今日におけるNASに関する課題 統合まんどくせ 予算あらへん マイグレ工数うまくいかん そこでARXを下駄にかますと Global Namespace で仮想ファイルポイントにするとな。
  • ファイルサーバーの中を学習しメタデータにして、最適計算し、アクセスやファイル更新頻度によってファイルサーバーをあたかも階層化にし、さらに利用頻度 が低いものを安価なストレージへ。なるほどな、理屈はカンタン。面白いポリシーを柔軟に運用すればコスト低減になるね。 f5 ARX
  • 構築前にf5 DataManager で調査を行い、サイジング設計、ファイルサーバーの設定変更。 しかしストレージ依存サービスによってはインフラ対応が必要。

■16:20〜 イーシー・ワンさんの ASAKUSA / monkey magic for hadoop  http://www.ec-one.com/new/20110210.html の説明を受けるが、商品化したのは今年3月から。メインフレーム環境を OSS 対応にしてから、夜間バッチ数時間処理を hadoop で10分程度でやりましょう、その監視判断制御ツールに monkey magic はいかが?という提案でした。

■16:35 〜 IIJブース。

その時の呟き内容:(上から順に)

  • コンテナ持ってきました。IIJ IZmo イズモの実装さプレゼンブースなう。 #iij
  • コンテナがどのように実装されたか? IIJ堂前さん講演始まりました。
  • コンテナDC 注目理由 高密度化、モジュール化、省エネルギー化。 これらを満たすためにコンテナの活用が世界中で試みられている。 #iij
  • 日本でコンテナDCは建築物ではないと判断されるための条件。 コンテナを輸送する際の制限。国内の道路を通行可能サイズと重量。 これ以外にも各種法令への準拠がコストになる。
  • IIJ IZmo ワイドとスリムの二種類。 スリムはラック配置を斜めに設置。90kvA
  • IZmo 高密度化なので従来のビル型より多く収容出来る。#iij

↑ IIJ IZmo (出雲) の中身。オープンラックに両サイドにラリタンのインテリジェンス電源レール。給電は天井からそれぞれ別経路・別回路(ブレーカー)。思っていたほどではなかった。やや拍子抜け。というのも、中にマシンが搭載されていなかったから。

「愛三電機 http://www.aisan.co.jp/」のように何でも取り揃えってまっせ!的なコンテナをイメージしていましたw

■17:00〜 疲れたので会場を後にし、ベローチェへ。そして、りんかい線へ。

 

明日も会場視察します。

以上

 

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投稿者 斉藤之雄 (Yukio Saito)

Global Information and Communication Technology OTAKU / Sports volunteer / Social Services / Master of Technology in Innovation for Design and Engineering, AIIT / BA, Social Welfare, NFU / twitter@yukio_saitoh

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