0
(0)

■[IT] OpenFlow ネットワーク制御技術、参考文献一覧

今回は数多くある OpenFlow 参考文献について、特にこれは役立ったと思う参考文献をご紹介します。ネットワーク仮想化で使用されることもあり、既にメジャー感もある話題ですがバーチャル・ファブリックに対応したスイッチも登場するなど来年は間違いなく現在の特定領域ではなく、広く普及する技術であると感じます。

[amazon_enhanced asin=”4822234541″ container=”” container_class=”” price=”All” background_color=”FFFFFF” link_color=”000000″ text_color=”0000FF” /]  [amazon_enhanced asin=”4627846215″ container=”” container_class=”” price=”All” background_color=”FFFFFF” link_color=”000000″ text_color=”0000FF” /]  [amazon_enhanced asin=”1743049137″ container=”” container_class=”” price=”All” background_color=”FFFFFF” link_color=”000000″ text_color=”0000FF” /]

OpenFlow は決して新しい技術ではなく、仮想化の世界では普通に(あまり意識されずに)似たような概念は存在していました。インフラ系は高速メモリ・スイッチ技術の組み合わせをソフトウェアで構成されているので、昔からの技術者には抵抗なくキャッチアップできる世界であり、設備のリストラクチャリングと並行してベンダロックインも排除できるネットワーク制御技術になればいいなと思います。

幾つか勉強会も開催されているので、ベンダは OpenFlow は恐れることなく昨年のクラウド本格ブーム時と同様にベンダとしてユーザへどんな提案が出来るのかを考えればいいだけです。OpenFlow が一過性のものとして捉える方は少ないと感じます。ユーザが BigData の扱いをどうするのか、今後基幹系のコスト改善を含めた再構築をベンダが適切な提案していけるのか真価がさらに問われる時代へ入っていきます。もし恐れるのであれば恐れる本質は何であるのか、常に思考していきましょう。

===

※例外
本家サイトは学術っぽい内容なので、正直分かりにくい要素が多いと感じます。
http://www.openflow.org/

===

■ここに掲げたリンク先は 2011/12/28 現在、参照有効です。

– IBM / BNT バーチャル・ファブリック 10Gb G8264
http://www-06.ibm.com/systems/jp/x/network/g8264/

– 技評 / こんな夜中にOpenFlowでネットワークをプログラミング!
http://gihyo.jp/dev/serial/01/openflow_sd/0001?page=1

– アットマーク・アイティ / 5分で絶対にわかる OpenFlow
http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/rensai/5minopenflow/00.html

– 日経ITPro / OpenFlow が話題な理由
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20110830/367910/

– NTTデータ / hinemos (統合運用管理ツール・ヒネモス)OpenFlow 対応記事
http://www.nttdata.co.jp/release/2011/041100.html

– PublicKey / OpenFlow と DefinedNetwork(デファインド・ネットワーク)記事
http://www.publickey1.jp/blog/11/openflowsoftware-defined_networkos.html

– openstack / Dynamic Cloud Network Service (DCNS) において OpenFlow 言及
http://wiki.openstack.org/DynamicCloudNetworkService

===

■昨年の記事だが、内容は今年でも通用するもの

– IPA / 情報セキュリティ技術動向調査(2010 年下期)OpenFlowによるネットワーク分離
http://www.ipa.go.jp/security/fy22/reports/tech1-tg/b_08.html

 

皆さんの中でも OpenFlow 情報をお持ちの方は多数いらっしゃると思います。これまでは企業内情報として持っていらした方も、ひょっとしたらこれは同じ目的の仲間と一緒に勉強すれば海外文献や検証事例などを共有することで、より良いネットワーク社会になると思われる方がいらっしゃいましたらば、来年はどこかの勉強会でご一緒出来ることを楽しみにしています。

企業がコストをかけて研究したことを外部へ出すのは決して良い事ではありません。しかしプライベート時間に考えたこと、あるいは社内勉強会を開催しようとして棄却されたかも知れませんよね。いまそれを考える時期ではないと反対された方は、是非勉強会へ。

以上

 

 

 

How useful was this post?

Click on a star to rate it!

Average rating 0 / 5. Vote count: 0

No votes so far! Be the first to rate this post.

投稿者 斉藤之雄 (Yukio Saito)

Global Information and Communication Technology OTAKU / Sports volunteer / Social Services / Master of Technology in Innovation for Design and Engineering, AIIT / BA, Social Welfare, NFU / twitter@yukio_saitoh