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仰々しいタイトルですが、なんてことはありません。ただの Google Maps Platform 利用を少し拗らせた程度の話題です。

IoT を扱う仕事をしていると、一度や二度は必ず測位情報の可視化やデータの利活用について見解を求められるシーンが多くあります。また測位情報を持つアバターに対する情報提供のメカニズムについて社会人大学院の研究テーマに「予期せぬ発見体験を提供する観光支援サービスの提案」を筆頭発表した当人としては、まだまだ研究は未完成だと思っています。(類似研究は計測自動制御学会でも発表済み)
→ https://aiit.ac.jp/master_program/ide/pbl/pdf/h26/kawada.pdf 
 (物好きな方はどうぞご覧ください。コンセプトボードです)

前書きはさておき、測位情報の取得は安価な GPS センサー(u-blox)や有償セルラー基地局を利用した A-GPS (Assisted GPS) に、WiFi を利用した三点測位法が一般的ですが、屋内測位(高さを含めた3次元)は困難であることや、可視化をするのに地図 PaaS クラウドへ測位データを送信し、サーバ上で地図情報を描画したものをクライアントへ反映するだけでは何ら意味は持たず【ポンチ絵説明したいの?】と言われかねず。

GISってなんぞや?

読み仮名:ジーアイエス。(ジスやギスではありません)

Geographical Information System 地理情報システム

緯度・経度、道路、建物、標高(海抜)、河川や海、公園、重要施設などの地図データをコンピュータで作成 (Create), 修正 (Modify), 利用 (Use), 表示 (Display), 管理 (Management), 検索 (Search) できるシステムのこと。

身近にあるものでは、Google Maps, Google Earth があり、拡張現実 (AR)併用で話題になったセカイカメラ(2014年1月22日に全サービス終了)、Google Maps AR Navi (2019年5月 Google I/O 19 で発表)、ゲーム利用ではポケモンGOなどでも使用されるなど身近なアプリケーションで知られているように、GIS は 実空間と仮想空間をレンダリングすることで従前の単なる地図情報を提供するだけのものに留まらず、仮想空間のデータと重ね合わせたディジタルツイン(デジタルツイン:フィジカル空間の情報をIoTを通じ、サイバー空間で実時間計算し、サイバー空間内にフィジカル空間の環境を再現 すること)や、 CPS (サイバーフィジカルシステム / Cyber Physical System:フィジカル空間にある多様なデータをセンサーネットワーク等で収集し、サイバ空間で大規模データ処理技術等を駆使して分析/知識化を行い、そこで創出した情報/価値によって、産業の活性化や社会問題の解決を図るもの)との相関性が優れている領域となっている。

要約すると

GIS は IoTアプリケーションとして利便性が高い領域で、地図データの可視化に役立つ地理情報システム。

地図データ利用ソフトについて
(もうちょっと後で調べて書き足す)

Quantum GIS / QGIS
オープンソースで無償利用できます。
まずは、ダウンロードしましょう。
https://www.qgis.org/ja/site/forusers/download.html

QGIS ダウンロードページ (2019/05/27 現在)

Mac 版の場合

QGIS 3.6 パッケージ中身

厳密には Python 3.6x のみで、Python 3.7x はサポートされておらず。

bash $python -V 結果が無念にも3.7.1 なので QGIS は導入できず。orz…

今日はここまで。

ご覧いただき有難うございました。

以上

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投稿者 斉藤之雄 (Yukio Saito)

Global Information and Communication Technology OTAKU / Sports volunteer / Social Services / Master of Technology in Innovation for Design and Engineering, AIIT / BA, Social Welfare, NFU / twitter@yukio_saitoh