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[IT] IcedTea-Web 設定について / Fedora 16 Beta

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Fedora 16 Beta 環境を触ってるときに、 IcedTea-Web 設定と機能性について言及したドキュメントが少ない印象を受けた。

■ IcedTea-Web とは?

OpenJDK の流れを汲む javaws (NetX)プロジェクトに基づくJava Web Startの実装で、Javaアプレットを低レベルの仮想マシンで動作するためのブラウザ・プラグインを開発する目的のプロジェクト。

プラットフォームに依存しないコンパイラは JIT (ジャスト・イン・タイム)で動作するが、Java HotSpot インタプリタとの差異を埋める目的で IcedTea-Web が登場したように思う。OpenJDK6 で実装され、現在は OpenJDK7 を用いる環境には IcedTea-Web が含まれるようになった。

なぜ、このような事態になったのかは Sun と Oracle と RedHat による大人の事情ということで・・・。

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■NetX 概要

もし OpenJDK7 を導入していないならば次のyumインストールコマンドで導入可能です。

yum install java-1.7.0-openjdk 

■IcedTea-Web設定画面

(概要)

 

 

(Cache キャッシュ)

初期値:

有効:Keep temporary files on mu computer

場所: /home/yukio/.icedtea/cache  ← yukio はユーザホーム名

ディスクスペース: Select the compression level for JAR files:None ← 1〜8, max 指定可能

Set the amount of disk space for storing temporary:-1 ← -1 〜 1,000 指定可能

(Certficates 証明書)

証明書タイプを指定し格納できる。(出力も可能)

( Certificate Type 証明書タイプ)

オレ署名証明書も定義できますし、パブリック CA から発行されたものも格納定義ですきます。

( Debugging デバッグ)

必要に応じ、トレース、ログ出力を有効にすることも、Java コンソールを表示か非表示を指定できます。

( Desktop Integration デスクトップ統合)

Set whether or not to allow creation of desktop shortcut.

デスクトップトップ・ショートカットを作成を許可するかどうかについて決めます。

初期値: Ask if hinted (ヒント付きがどうかを尋ねる)

( Network ネットワーク )

プロクシを使う場合はここで定義します。

( Security セキュリティ)

初期値ですべて有効。

 

■ IcedTea はどんなシーンで使うのか?

FireFox 上のアプレット動作ではなく、Java HotSpot (Javaws) 単体で動作させたい場合に。

JNLPファイルを参照後動作させたいときに、アプリケーション関連付けを行っておくこともできます。

例) JDiskRepor 1.3.1 を IcedTea 動作させた場合。

このように、Java 単体アプリとして動作させることが可能です。

 

■ Fedora リリースノーツでの言及内容

(Fedora 15 での内容)

1.10 の主な改善点は:

  • 多くのグラフィックスの改善とバグ修正。shaped/translucent ウインドウのサポートと hw/lw ミキシング。
  • PKCS#11 プロバイダの性能改善
  • HotSpot 20 採用による多くの VM の安定性と性能の改善
IcedTea6 1.10は、 Fedora 13 と 14 で採用された 1.8 と 1.9 シリーズに比べて、多くの性能と安定性の改善がされました。

 IcedTea-Web

IcedTea6 更新の他の、主な Java 関連の変更は、 Fedora に IcedTea-Web が導入されたことです。以前のリリースでは、 Java プラグインと Web Start 実装は、 java-1.6.0-openjdk RPM にパッケージされました。1.10 から、プラグインと Web Start 実装は、 IcedTea-Web と呼ばれる独立したプロジェクトの一部として独立して開発されるようになりました。
多くのバグ修正の他に、IcedTea-Web の主な改善点は:

  • NetX とプラグイン設定は、 deployment.properties ファイルで指定できるようになりました。
  • システムレベルとユーザレベルの、deployment.properties ファイルでの、ロックされた設定がサポートされました。
  • アプリケーションとアプレットは、 IcedTea-Web のその他の部分と異なるルックアンドフィールを持つことができます。
  • ネイティブなディレクトリは、終了時に正しくクリーンアップされます。
  • ファイル名に特殊文字を含むキャッシュファイルが、正しく処理されます。
  • javax.jnlp.IntegrationService と javax.jnlp.DownloadService2 インタフェースが使えます。
  • javaws は、新しい -Xclearcache オプションをサポートします。
  • パブリックでない main クラスを持つアプリケーションがサポートされます。
  • <component-desc> と <application-desc> を含む JNLP ファイルが正しく動作します。
  • アプレットタグで参照される JNLP ファイルは、アプレット属性を調べるために解析されます。
  • アプレットは、大量の描画をするときのちらつきを除くために、ダブルバッファリングされます。
IcedTea-Web は、以上の改善を Fedora にもたらします。さらに、JDK RPM のリスピンが不要になるため、今後のバグ修正のターンアラウンドタイムは大いに短くなるでしょう。

 

以上

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