eamsライセンス_プラン表_2022Apr
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とある科目受験で Teams Connect 細部出題があり…再学習します。

Microsoft 365 のロードマップ 2022年3月に掲載されていましたよね。

  • フィーチャー ID: 70766
  • ロードマップに追加: 3/3/2021(昨年)
  • 最終更新: 2022/03/30
  • 製品: Microsoft Teams
  • クラウドインスタンス: ワールドワイド (標準マルチテナント)
  • プラットフォーム: デスクトップ、モバイル、Linux、iOS版、Android、Mac、教育
  • リリースフェーズ: プレビュー

Microsoft Teams Connect を使用すると、組織外のユーザとの共同作業が容易になります。他の Azure AD 組織の外部パートナーとの Team のコラボレーション機能の完全なスイートは、組織の同僚と同じ方法で使用できます。共有チャネルを使用すると、異なる組織のユーザが共有スペースで 1 つのチームとして共同作業を行い、より構造化された、より深く、長期的なコラボレーションを実現できます。

★Microsoft 他コンテンツ:
外部パートナーとのコラボレーションは、日常の日常業務の一部です。 Microsoft Teams Connect を使用すると、外部コラボレーションを簡単に合理化し、結果を迅速に取得し、パートナーとの関係を強化することができます。 共有チャネルを使用することで、内部および外部の関係者用の共有ワークスペースを自分の Teams アカウントから直接作成できます。 共有チャネルの詳細については、ぜひご参加ください。 チームが作業している新しい機能とエクスペリエンスの更新プログラムを入手します。

Microsoft Ingnite 2021年11月での紹介

Microsoft Teams Connect、共有チャネルを使用したシームレスな外部コラボレーションhttps://docs.microsoft.com/ja-jp/events/ignite-nov-2021/microsoft-365-teams/breakouts/od102/

勤務先によっては情報取扱い規定(ポリシ)によって Microsoft Teams と Share Point (以下シェアポ)連携はなく、外部組織とのコラボというのは原則的に使用できない環境もあるでしょう。組織生産性を高めるためのフレームワークを活用しないのではなく、フレームワークの導入理解が及んでいないのかも知れません。

シェアポが使えない環境であってもゲスト参加で利用することはできます。 コラボ先に提供いただく方法です。著者が経験したところでは Microsoft が主催するパートナー企業向け Azure WAF (Well-Architected Framework) セミナで他社受講者とチームを組んでアイディアソン活動し、成果発表(ドキュメントの共同編集を伴う)するといった Teams コラボレーションでは、事前に Microsoft 側でイベント用プライベートチャネルに対する Teams ゲストアクセス(AADにゲストアカウントが作成され)を設定いただくなどで参加したことがあります。

Teams ゲストアクセスについて復習

Teams ゲストアクセスは Teams 基本機能の組織全体での設定でチームとチャネルに対してゲストアクセスを提供しますが、個々のチームでゲストアクセス制御するには機密(秘密度)ラベルを使用する必要があります。その他、監査対象、コンプライアンス対象は他の M365 ユーザと同じですが制約事項が少なくありません。

組織のユーザおよびゲストが利用できる Teams 機能比較図(https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/guest-experience から snip 画像化引用)をご覧ください。
余談:MCP #MS700 #MS720 受験される方は頭の片隅に。

ゲストが利用できる Teams の機能

参考:Teams ライセンス プランの最新状況 2022年4月現在

記載していませんが、Azure AD (AAD P1) 、アプリケーション配信管理 (MAM) とデバイス管理 (MDM) を行う Microsoft Intune に、法人メール環境(Exchange Online)などを使いたい組織には M365 E3 以上のライセンスが個人的にはおススメです。 開発デベロッパ向けの E5 環境については、幾つか制約がありますが基本的には無償です。(無償導入方法は開発サイトでご確認ください)

たまに誤解される方もおられますが、開発デベロッパ向けリソースを使ったビジネス運用はできません。同様に MSDN ライセンスは Azure BYOL としてご利用にもなれません。また学生向けアカデミック無償ライセンスを使った AzureAD (AAD) 運用はできません。所属ドメインで新たなドメイン/フォレスト作成が許可されているのであれば適切な方法でご利用ください。

★余談:AzureAD のみでオンプレ AD を無くす運用は Azure 障害発生時の対応や、設定変更によるレプリケーション(ゾーン更新含め)が迅速ではない(3時間単位の伝播)ため、私が初期提案する際は必ずシングルフォレストでもオンプレ AD, オンプレ AD CONNECT (ADFS), Azure VM (AD), AzureAD (P2以上/SSPR対応)の 4 構成をお客様へご説明しています。その上でお客様の要求事項とセキュリティポリシ(運用管理規定含む)を照らし合わせサイジングと配置設計を行います。

以上、ご覧いただき有難うございました。


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投稿者 斉藤之雄 (Yukio Saito)

Global Information and Communication Technology OTAKU / Sports volunteer / Social Services / Master of Technology in Innovation for Design and Engineering, AIIT / BA, Social Welfare, NFU / twitter@yukio_saitoh