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主な QSO は FT8 と記念局に対する音声呼びかけのみ

10代の頃みたいな四六時中 QSO していたのが嘘みたいなほどアクティビティは低いです。
その代わりではないのですが、FT8 は 3.5 MHz から 144 MHz までオンエア。
音声は記念局 (JA1RL 含む)のみ。キーヤー(マニュピレーター)もありますが、アマチュア無線の黄金期(HF はどこも QRM)を経験しているだけに静かすぎる環境に耳が慣れません。2m FM も静かですね。
毎週金曜日夜の探偵ナイトスクープ後は 2m メイン FM で遊んでいたのが懐かしい。

また、ハンディー機も増設。
アルインコの DJ-G7は未 QSO。
DJ-G7 は安いだけのレシーバーというスタンスです。

固定局免許も追加申請へ

移動局免許をオールバンド(1.9 MHz から 1200 MHz)で払い出しを受けていますが、YAESU FT-991A (100W) を増設したので移動しない局(固定局)も追加申請中です。

電波利用料は2局分となりますが、適切な電波行政の下でアマチュア無線を楽しみたいので納税は無問題です。

固定 RIG やハイパワーモービル機は日栄無線 西名阪店で通販購入。
ハンディ機は 秋葉原 ロケット アマチュア無線本館 で訪問購入です。

なお、移動する局に YAESU FTM200D と ALINCO DJ-G7 増設申請も実施。

YAESU FT991-A (100W) 固定局無線機

HF/50/144/430MHz帯オールモードトランシーバー
FT-991A (メーカーの該当機コンテンツ
送信出力 100W (144/430MHz 50W)

HF/50 MHz はオートマティックアンテナチューナ内蔵ですが、現在 ICOM IC705 (10W) + ICOM AH705 (ATU) によるベランダ ワイヤーアンテナ 7m での運用実績から YAESU FC40 (ATU) を購入予定です。

これまで使用してきた ICOM IC705 + ICOM AH705 は移動運用か、実家設置(遠隔運用)へ宛がう予定です。

YAESU FTM200D (50W FMモービル)移動する局に増設

高音質C4FMデジタル + 高精細フルカラーTFTディスプレイ
楽しさ広がる新機能を満載、多機能ながら簡単操作
C4FM/FM 144/430MHz デュアルバンド モービル
FTM-200D / FTM-200DS (メーカーの該当機コンテンツ

拍子抜けするくらい操作が簡単で驚きました。そして標準でエアバンドもワッチできます。
先日、大気が不安定で関東北部は「雹」が降ることがあった日の羽田管制塔と航空局のウェザー状況交信をワッチできました。しかし、アマチュア無線用語の「ワッチ」は和製英語なのだなと改めて思う次第。

ベランダサッシの同軸ケーブル敷設について

エアコン貫通孔は防カビ(防湿)対策を施しているので同軸ケーブルを敷設できず。
空調換気孔もフィルターカバーが意外なほど頑丈でリリースするとネジロック材を流し込むのが面倒と思い、これまでは運用する度にサッシを開けて同軸ケーブル敷設をしてアマチュア無線を運用してきましたが、昨夏から保護猫を家族として飼いだしたのでベランダ開放はなるべくなら回避したいところ。

しかし私はアマチュア無線よりも高周波を扱う業務経験が長く、且つ線路系材料の入手が容易。
そこで目を付けたのが RJ316 をサッシ挟み込むことです。テフロン素材ではないので擦れに強くはありませんがインピーダンス特性は悪くないことを業務経験で認識していますし、圧着接栓で BNC も Mコネも簡単利用。なお、RJ58 (RJ58U) ではサッシが閉まらなくなるので RG316 ですね。

※セコムなど防犯センサーを入れているベランダサッシはこの写真のように中段、下段とそれぞれ敷設工夫が必要です。

銅色が RG316 (2本) と 黒色 1本(アンテナチューナー用コントロールケーブル)です。

隙間ケーブルなるフラットケーブルの存在は知っていますが、インピーダンス特性を保つための構造から通過電力の制約や減衰率が萎えるというか。アイディア製品と思います。それを理解していれば決して悪い製品ではありません。

HF モービルアンテナのベランダ運用

ベースローディング、センターローディングともに購入し基台アースに苦労するなら、結論から先に述べると「ハイインピーダンス対応アンテナチューナーを使ったほうが良いよ」です。

分布定数回路の知識をお持ちのアマチュア無線家なら理解は早いと思いますが、一般的に Q とインピーダンス特性で苦労しますね。そしてマッチング(平衡)をどこで行うかです。
RIG 側 or 空中線側か。同軸も分布定数回路に含まれるので空中線側(空中線に近いところ)でマッチングすると効果的です。

50Ωアンテナではなくハイインピーダンスなワイヤーアンテナ運用

ベランダ床面から 250 cm 以上クリアランスが取れるなら多少ジグザグに変形してワイヤーアンテナ 7m長がイイ感じですね、私の環境では。

ICOM AH705 使用で 3.5 MHz から 50 MHz まで SWR は概ね 1.1 程度です。

都市型ノイズ対策

私は安定化電源(トランス式)の給電ラインと電源の置き場所を変更することで解決しました。
スイッチング電源(ACアダプタ系)の給電ラインとは別の独立回路を使用。

ネットを参照してみると、あらゆるケーブルにパッチンコアを意味不明なくらい取り付けられる方もおられますが「Before / After 計測」をしていないのではないでしょうか?計測機器をお持ちではない方も 身近な万能アルミホイルを使うなどでノイズに変化があるか簡易調査できますし、近所にソーラー発電パネルがあるからノイズが飛来すると仰る方は、本当にそれが発電パネル(制御ユニット)からの飛来だと断定できますか?

モーターなどの動力系は耳で聴くノイズ以外に、適切な取扱いのもと安価なディジタルオシロで波形を目で観ることでノイズ由来は何であるのか大体のアタリを付けることができますよ。

KKD (経験と勘と度胸)で都市型ノイズ対策はできませんよ。
いつの時代でも通信設備が悪さをしているとご指摘される方もおられますが、それは都市型ではなく田舎でも同様の事象が発生しますし、法令の範囲内での通信設備です。

これからの計画

・YAESU FC-40 購入およびベランダ設置
・YAESU FT991A の FT8 対応
・eQSL と Turbo HamLog を使いこなす
・FT8 で 1 day WAC を達成する
・ベランダで避難経路を遮らない安全なアンテナ設置をさらに工夫する
・周囲にいる 4アマ、3アマが上級ハムを楽しく目指せる活動
・さらに技術/倫理力向上を目指す

以上、ご覧いただきありがとうございました。

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投稿者 斉藤之雄 (Yukio Saito)

Global Information and Communication Technology OTAKU / Sports volunteer / Social Services / Master of Technology in Innovation for Design and Engineering, AIIT / BA, Social Welfare, NFU / twitter@yukio_saitoh